42才男がオーネットで1年間婚活した記録

オーネットで知り合った方と2017年10月に入籍

2017年07月

ファッションのことを色々言われて悶々としている中で次のデートがあった。
ちょっと一言言ってやろうと思っていた。

しかし実際会って喋っていると、やっぱり楽しいのであった。
2人が住む家とか、産まれてくるはずの子供の話でwktkしているA子さんを見ていると、説教染みた話をする気はなくなってしまった。

まあいいか。

結婚するにあたって不安はあるが、迷いはない、かな。

8月には正式にプロポーズして、両家顔合わせがある予定。

(現在の状態)
オーネットで知り合って7か月半。本交際を始めて5か月。
10月に結婚式場予約済みだが正式な婚約はまだという微妙な状態。


A子「今度はどんな服着てくるの?」
私「長袖のシャツと、適当にズボンのつもりだけど。」
A子「ジャケットがあったでしょ。あれ着てきてよ。中は半袖のシャツでいいよ。それからズボンの色は薄めのにしてね。」

という感じで、タイトル通り、ファッションに口出しされることが多くなってきた。
元々私はファッションには無頓着だったが、婚活を始めてからはそれなりに考えているつもりだった。しかし、A子さんはお気に召さなかったらしい。

それからデートのたびに洋服屋に連れていかれる。
下半身デブだから嫌だと言ってるのにきついズボンを買わされ、
洗濯が面倒だから嫌だと言ってるのに白のシャツを買わされ、
職場に履いていけないから嫌だと言ってるのに柄物の靴下を買わされた。

(買わされた・・・というか、彼女が買ってくれるというのだが、金を出させるわけにもいかないので結局自分で買うことになる。)

A子「革靴はどんなの持ってるの?」
私「どんなのって・・近くの靴屋で適当に買ったものだけど。」
A子「今度画像送ってね。」

こんな調子でありとあらゆることに口出しされるのは正直なところウザい。


服のことだけならまだしも、一緒に住むようになったら私のライフスタイルのことにまで口出ししてくるのではないだろうか・・・・。 


こういったA子さんの嫌な部分が見えてきたのも知り合って半年過ぎてからだった。
私はもう状況的にも年齢的にも引き返すことはできないが、知り合って1年以内のスピード婚というのはやはり他の人にはお勧めできないな。


それから、たまに「彼氏を私好みに変身させよう」みたいなことを書いている女性を見かけるがやめた方がいいと思う。コウルサイ女だと思われるだけだ。

A子さんの友人「付き合って半年もたつのにおうちデートしてないなんておかしいよ!絶対なんか隠してるよ!」

と言われたらしい。


振り返ってみれば、2回目にお会いした時、「私が部屋に掃除に行きますよ!」とA子さんに言われたことがあった。彼女は気に入った男だったら部屋に行くのに抵抗がないのか。それとも見るからに草食系な私をからかって言ったのか。

部屋が散らかっているからと適当にはぐらかしてきたが、既に親への挨拶をすませたし、結婚へ向けて準備をしている段階。そろそろ結婚生活のシュミレーションという意味でもおうちデートをするべきなのだろうと思う。ちなみにA子さんは実家暮らしなので、彼女にウチの家に来てもらうしかない。

ただ・・・部屋は片付きそうにない。転勤族だった私は、数年ごとに廻ってくる引っ越しに備えて収納用の家具を一切持たないようにしてきた。例えば、夏場は冬服は部屋の隅に無造作に積み上げてある。この光景を他人に見られるのはきつい。だからと言って服を片づける場所はない。

それともう一つ問題が。

A子「散らかっていても驚かないし、部屋にフィギュアなんかがあっても大丈夫だよ!」

フィギュアはないが・・・代わりに見られたくないものが・・・

それは20年に及ぶ独り暮らしの中でたまりにたまったアダルトグッズ・・

中には興味本位で入手した、人格を疑われるような内容のものもあったりする・・・
捨てるのは構わないのだが、燃えるゴミの日にまとめてドンと出すわけにもいかずもてあましている。

結婚式まであと3か月。片付くだろうか。

◎婚約指輪

 恥ずかしながら婚約指輪と結婚指輪が別物だということこの年まで知らなかった・・。そして婚約指輪をつけるのは女性だけだというのも知らなかった。ネットで調べると値段の相場は33万円らしい。そこで、少し見栄を張って、予算は50万~70万ぐらいで考えていた。男が事前に用意してサプライズで渡したりもするらしいが、高い買い物なのでA子さんに好みのものを選んでもらおうと思った。
 婚約指輪というとティファニー?が有名らしいが、A子さん「ティファニーは持ってる人が多いから他の人とかぶってしまう」ということで、彼女が選んだのはブルガリだった。ブルガリは派手なイメージがありブライダル用には避けられてしまう(←ブルガリの店員さん談)らしい。
 数あるデザインの中でインコントロダモーレ(イタリア語で「運命の愛の出会い」)というのがお気に召したようだった。画像ではわかりにくいかもしれないが、プラチナの台座のおかげでダイヤが大きく見える・・・気がする。そして問題のカラット数は予算的に0.4カラットぐらいで考えていたのだが、A子さん「大きすぎるとつけにくいし高すぎるのはダメ。」といことで0.33カラットになった。
 結局値段は50万円だった。

◎結婚指輪
 
 婚約指輪をブルガリにしたので結婚指輪もブルガリで買えばよいと思っていた。しかし、ブルガリの結婚指輪は高い。何の装飾もないプラチナの指輪でも20万近くする。でも婚約指輪とセットでつけることを考えると高くてもいいか、と思っていたのだが、
 A子さん「見た目でブルガリと分かるわけじゃないのにこの値段は高いよ。婚約指輪は高いのを買ってもらったから結婚指輪は安いのにしよう。」
 と言って彼女が選んだのは「4℃」というブランドだった。これは私が彼女に誕生日プレゼントを買うときに、彼女にほしいものを選んでもらった思い出の店だった。
 最初は下見だけのつもりだったが「7月初めまでに購入するとペアウォッチがもれなくもらえる」というキャンペーンをやっており、A子さん「この時計かわいい!どうせだったらこの時計もほしいよ!」ということで急きょ買うことになった。
 A子さんに選んでもらって、一番シンプルで一番安いものになった。2つで18万円。後で調べたら、40代の結婚では平均的な値段のようであった。

(あらすじ)
A子さんとオーネットで知り合って約7か月。
本交際に入り4か月半。
10月の結婚式場を既に予約済み。


元々私は「知りあって1年ぐらい(今年の12月)で婚約、来年春に結婚?」と考えていたのだが、結婚を焦るA子さんの要望に応え、今年の8月に婚約、10月に結婚、という目標になった。
スピード婚になるとはいえ、可能な限り決断を下すまでの時間をしっかりとりたい。
と思っていたが、考えが甘かったようだ。

まずは、既に書いた結婚式場のこと。
ちゃんとしたところでやりたければそれなりに前に予約で押さえないといけない。A子さんが希望した神社は約半年前の時点でほぼ予約で埋まりかけていたので、プロポーズとか両家顔合わせとか何もかもすっ飛ばして慌てて予約をせざるを得なかった。

次に婚約指輪。
セミオーダーメイドで刻印を入れてもらうなら1月ぐらい作るのにかかる。
10月に結婚式をするなら、8月ぐらいに両家顔合わせ、と考えたが、それに間に合わせるには7月には発注しないといけない。・・・というわけで、注文ずみ。

それから結婚指輪。
A子さんが選んだブランドでは、カットダイヤを無料で入れてくれるサービスがあった(1つのダイヤを半分に割って、夫婦それぞれの指輪に入れてくれるらしい。)。その加工に2か月かかる。だったら注文は8月でいいか、と思っていたが、「7月初めまでの特別キャンペーン」に釣られて、これももう注文してしまった。

そして新婚旅行。
新婚旅行は結婚して落ち着いてから行けばいい、と思っていたがこれも考えが甘かった。A子さんの会社の「新婚休暇」は「結婚日・入籍日を含めて7日間」と決められている。これを活用して新婚旅行に行くには結婚式の翌日には出発しないといけない。10月の人気の海外ツアーは7月の現時点で予約で埋まりつつある。もうこれ以上待てないので、予約せざるを得なかった。


というわけで、「可能な限り決断を下すまでの時間をしっかりとりたい。」という思いとは裏腹に、正式なプロポーズもまだのまま、着々と準備は後戻りのできないところまで進んで行ってしまっているのであった。


A子さんと知り合って半年過ぎて、色々と嫌な面も見えてきている。
私のA子さんと結婚しようという思いに変わりはないが、嫌なところが見えてくることで気持ちがぐらつく方もいらっしゃるだろう。
そう考えると、知り合って1年以内のスピード婚はやはり無理があるのだろうな。

↑このページのトップヘ